ミニマリストから学ぶこと
初めは夫から聞いた「ミニマリスト」という言葉。なんじゃそりゃ?から始まって色んな人のお部屋や持ち物の様子を知ると途端に憧れが。
がらんとした部屋に、ゆとりある収納。
厳選したものだけに囲まれた暮らし。
持ち物が少ないと、選ぶ時間、探す時間がなくなって時間の節約になる。余計なものを買わないからお金も節約できる。
物が少ないから掃除も楽
いいとこずくめな気がしてきます。
子供ができるまでは夫婦で好きなようにお金も時間も使っていました。仕事していた頃はお金を使うことがストレス発散ってところもあって、服だの靴だの本だの迷いなく買って溜め込んでいたので、借りた部屋には大きな夫の机にものがどっさりと、壁一面の本棚。クローゼットは扉が開け放たれハンガーは動かないほどギチギチ。
その頃ちょうど東日本大地震がおこりました。
本棚から本がなだれ、命の危険を感じた後に夫婦で出した答えは「死んだらものは持っていけない」ということ。
ちょうどミニマリストのことも知り、2人でどっさりものを捨てました。
が、ミニマリストにはなれていません。
今でもものは捨てています。
ですが結局子供のいる私たちにはそれなりにTPOに合わせた服や靴も必要だし、寝袋じゃなくふかふかのベットで寝たい。気分に合わせて使い分けたいものもある。
ある程度のものが必要だということに気づいています。
極端にものを減らせなくとも、いちど溜め込んだ経験と、思い切り捨てた経験が
本当に必要なものが何か教えてくれました。
衝動買いはほぼしなくなったし、まぁまぁゆとりある収納にはなりました。
うちでいま一番の物持ちは7歳の娘です。
「片付けなさい!」とつい言ってしまいますが、自分で経験しないとわからないこともあると私自身に言い聞かせ長い目でみようと思います。